| ■ ID | 208 |
| ■ 種類 | 学会発表 |
| ■ タイトル | ディスク型固相抽出法による大気中クロロベンゼン類の分析 |
| ■ 著者 | 唐牛聖文
埼玉県環境科学国際センター |
| ■ 出版元 | (社)大気環境学会 |
| ■ 出版年 | 2003 |
| ■ 誌名・巻・号・年 | 第44回大気環境学会年会、平成15年9月24日 |
| ■ 抄録・要旨 | クロロベンゼン類には、内分泌攪乱化学物質として疑われているヘキサクロロベンゼンや、農薬の中間体として使用されるペンタクロロベンゼン等があり、これらは環境大気中から検出される頻度が少なくないことが様々な報告より明らかになっている。これらは大気中濃度が非常に低いため、その測定には、捕集材に吸着した後にサーマルディソープションコールドトラップインジェクタ（TCT）を用い、採取試料の全量をガスクロマトグラフ質量分析計（GC/MS）に導入する方法が一般的である。今回、試料採取にディスク型固相（スチレン-ジビニルベンゼン共重合体）を使用し、有機溶媒で抽出を行った後、GC/MSで分析する方法を検討した。その結果、塩素数が３以上のクロロベンゼンについては、ほぼ100％の回収率を得ることができた。夏期のように、平均気温が高くなる時期については、破過の可能性があったため、活性炭ディスクを後段に配置した。これにより、100％の回収率を得た。 |
| ■ キーワード |
| 一覧に戻る |